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センター長の挨拶臨床教育研修センター

センター長挨拶

臨床教育研修センターが目指す臨床実習・研修支援

臨床教育研修センター長 清水幹夫

複雑な問題を解決する手法として物事を分割する手法が取られます。専門医が増える事は必然です。そして現代医学では様々な症状について臓器別専門医が各臓器一つ一つをチェックすることにつながりました。結局commonな疾患も含めて「この病気は私の専門ではありません」という会話がどこの施設でも交わされているはずです。もちろん専門医を含む治療介入は不可欠ですが、高齢者では多くの疾患が“慢性疾患の急性増悪”として発症しており病人をgeneralに診ることが求められています。高齢者医療とは“治せない時代”にわれわれが直面していることを言い換えています。国の戦略として地域包括ケアシステムが導入され,患者のいるべき場所は “病院から在宅”にシフトしています。林立した「急性期」病院は新しい急性期の定義づけで例外なく待ったなしの変容を迫られています。

6年間の医学部を卒業し,2年間の臨床研修を終了すれば「医師」になる事はできます。しかしライセンスではなく括弧の外れた医師になるために外来、病棟、研究棟あるときは地域在宅へと“旅”が必要になります。旅に出るにはそれなりの準備・装備が欠かせません。受け持ち患者の症状は同じでも,傍らに臓器別専門医がいる大病院と一人で判断を迫られる地域の小病院とでは異なる役割を求められます.丸の内病院はsmall hospitalですが急性期医療と共に地域包括ケア病棟、在宅診療、サービス付き高齢者住宅運営なども手がけています。ジェネラルな視点を持つ専門医師を育成したいと考えています。これからの医療を研修する最前線の現場として裾野の広い、さまざまな体験と考え方のトレーニングの場を提供します。