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乳房撮影室

マンモグラフィ

乳房のX線写真です。乳房は柔らかい組織なので専用の撮影装置で乳房を挟んで写真を撮ります。

マンモグラフィ検査の併用健診をおすすめします。

マンモグラフィQ&A

マンモグラフィ検査で何が分かるの?

視触診や超音波検査でわかりにくい早期の小さな乳がんや、しこりを作らない乳がんを見つけることができます。悪性の病気だけでなく良性のものも見つかります。
マンモグラフィ検査を併用すると病気の発見率が高くなります。

検査はどうやるの?

1.検査の参考のために検査前に技師が質問します。
「検査は初めてですか?」 「日頃気になるところはありますか?」「生理前で胸が張ってませんか?」など。

2.半身の脱衣。乳腺の描出を良くし、短時間で撮影するために必要です。女性技師が担当しますのでご安心ください。また、髪が長い方はゴムなど束ねるものを持参すると良いです。

3.撮影は乳房の左右1方向(合計2枚)または、左右2方向(合計4枚)を撮ります。

撮影時は透明な板(圧迫板)で圧迫していきます。

良い点
立体的な乳房を均等な厚さにして内部の様子を鮮明にします。例えばあんの入っているお饅頭を上から軽く押すと中のあんは横へ広く伸びますね。また、厚さを薄くした分、被曝線量はぐんと減ります。

悪い点
・乳房に圧迫感があります。
・人によっては痛みを感じます。
・検査室に入室してから退室までに10分程度かかりますが、圧迫している時間は数秒ですのでご協力をお願いします。

「検査は痛い~」って聞きますが・・・

「痛くないです。」とは言えません。乳房をできるだけ広く写しこむため、また乳腺の重なりを少なくするため、やさしくひっぱりながら圧迫板で少しずつ押さえます。そのため、圧迫感はもちろん、人によって痛みも多少あります。
今まで撮影してきて、「♪♪痛みはまったくなかったわ。ありがとう(^-^)♪♪」って言って帰られる方もいました。
圧迫の程度には基準がありますが痛みは個人差があるので「次回からもう受けたくないっ!!」って思わないよう、痛いときは我慢せずに技師にお伝えください。

痛みを少なくするには・・・

一番は緊張しないことです
緊張すると体がこわばり立体的な乳房を撮影範囲以内におさめにくくなります。
撮影の一つに、大胸筋(乳房を支える土台)を含める写真の撮り方があります。
緊張して筋肉がカチカチだと乳房を撮影範囲以内におさめにくくなり、よけいに技師が引っ張ることになり悪循環です。
例えば、一方の腕で力こぶを作りながら反対の手で脇を触ってみてください。筋肉がカチカチになっていることがわかるでしょう。次に腕を下ろし深呼吸してから脇を触ってみてください。違いがわかると思います。
撮影時期は個人差がありますが、排卵後から生理が始まる頃までホルモンの影響から乳房が硬くなったり、痛みを感じやすくなったりします。できれば、生理が始まってから2-3日目以降に検査を受けることをおすすめします。
初めて検査される方は乳房という特殊な撮影で、しかも検査は痛いという先入観からか緊張している方がほとんどです。スタッフに何でも聞いて緊張をほぐしてください。

検査時に良く聞かれる事

「小さい胸でも挟めますか?」・・・もちろん大丈夫です。豊胸手術した方も撮影できますが、撮影前にお知らせください。

もし検査後に精密検査が必要だと言われたら・・・

すべての人が悪性の乳がんではありません。良性の場合がほとんどです。心配でしょうが一度精密検査する事をおすすめします。

放射線って大丈夫?

大丈夫です。1回の撮影で乳房にあたる放射線量は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときにあたる自然放射線「宇宙線」の半分であるといわれています。従って、マンモグラフィに伴う危険はほとんどないといわれています。
厚生省の調べから、視触診方式のみよりマンモグラフィ検査を併用することにより、年齢に関係なくがんの発見率が高くなるという結果も出ています。

次の方は事前にお知らせ下さい。

・妊娠中、妊娠の可能性がある方。

・豊胸手術をしている方。

・乳房を手術した方。

・授乳中の方
 圧迫により母乳が出やすいため、処置しながら撮影します。

どれくらいの間隔で検査したら良いの?

厚生労働省は40歳以上の女性に対して2年に1回をすすめています。

当施設は・・・

本施設には、NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会より認められた、マンモグラフィ読影認定医師及びマンモグラフィ撮影認定診療放射線技師がおり、施設の認定も受けています。安心して検査をうけてください。

最後に・・・マンモグラフィ検査で早期発見

乳がんは発見されたときの進行度により治療成績が変わります。早期乳がんでは100%に近い生存率が期待でき、進行がんでは生存率はおよそ50%となります。また、早期に発見された場合は乳房を残す乳房温存療法が可能です。すなわち、乳がんを早期発見することが大切であり、視触診や超音波検査のみでなくマンモグラフィ検査もおすすめします。
まだ受けた事のない方、痛いという噂を聞いて懸念している方、一度、検査をしてみてはいかがでしょうか。

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